公認心理師法施行前に教育学部心理学系コース等を卒業された方々の公認心理師受験資格取得方法について
公認心理師法施行前に学部を卒業し、現場で法第2条に相当する業を複数年行っている方から、学部カリキュラムの読み替え表についてお問い合わせをいただいております。
この件につきまして、公認心理師制度推進室に問い合わせ、以下の回答を得ました。
公認心理師法附則第2条第1項第4号に規定する実務経験は、公認心理師法第7条第2号のルートと同じ実務経験となります。 つまり文部科学大臣及び厚生労働大臣が認めた実務経験プログラムを備えた施設である必要があります。 ただし、実務経験プログラムの認定基準につきましては、現在検討中ですので、実質法附則第2条第1項第4号で受験できる方はまだおりません。
よって、公認心理師法施行前に学部を卒業された方が公認心理師受験資格を取得するためには、以下の3つのルートがあります。
1)現任者コース(多くの学部卒業生の方々はこのコースに該当されます)
2)大学院進学コース
3)実務経験プログラムコース(まだ認定された施設等はありません:2017年10月26日時点)
【心理学講座の対応方針】
法施行前に学部を卒業された方の読み替え対応はできかねますが、大学院進学を希望される既卒者への科目読み替えについては個別対応をする予定です。
また、多くの問いあわせがありました受験ルート等についての問い合わせについては対応できかねます。
お問い合わせ先: 広島大学大学院教育学研究科学生支援室(学士)